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「食」と「観光」を組み合わせた寿都町の新たな観光拠点がオープン(4/18)

 平成30年4月18日、寿都町に新たな観光拠点「スッツ・オイスター・ビレッジ」が開業しました。

 日本海に面する寿都町は、古くから水産資源に恵まれた豊富な食と水産業に纏わる多くの歴史的資源を有しています。寿都町の民間企業が、これら地域資源をテーマとした新たな観光拠点「スッツ・オイスター・ビレッジ」を整備し、インバウンド客にも評価の高い「寿カキ」や「シラス」を活用した食メニューと体験観光メニューを有機的な組み合わせの提供で地域活性化を目指し、寿都町の交流人口増加、地域ブランド構築に取り組むものです。 
 この4月10日に、寿都町片岡町長、小西町議会議長、北海道経済産業局三木産業部次長、当財団担当者ら寿都町内や支援機関、旅行エージェンシーなど約名が列席の中、オープニング・セレモニーを開催、4月18日から施設内のカキのバーベキュー・テラス「寿都湾かき小屋」、町内特産品の物販施設「うたすつマルシェ」として営業を開始しました。
 経済産業省所管の地域産業資源活用事業では、地域資源と呼ばれる一般的な「もの・こと」とは別に、産業振興に活用すべき地域産業資源が市町村ごとに登録されています。寿都町では食資源として「シラス、ホッケ、寿カキ」が登録されています。
 この資源を有効活用して事業拡充する民間事業と広域観光に取組む寿都町及び関係機関が連携した「スッツ・オイスター・ビレッジ整備と寿都の歴史・文化・マリンフードを組み合わせた観光事業」が平成27年に事業計画認定を受け準備を進めてきましたが、このたびの観光拠点としての開業を受けて、観光客入り込みと共に、寿都湾周遊等の観光振興が期待されています。
 当該施設整備による観光振興策は、北海道開発局の後志地方における観光調査を受け以前から、当財団が「味の景勝地調査事業」や「BYWAYしりべし」でも提唱してきたもので、当財団の機能により事業者の民間活力と観光行政の連携に繋げたものです。
 当財団では、民間企業の経済活動と地域振興等を同時に推進可能な地域産業資源活用事業(経済産業省補助金等が活用できるとともに、中小企業基盤整備機構が計画策定支援や事業進捗のコーディネート)等を活用する事例が増加しています。
 
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