はまなす財団では、自主事業を中心に公益を目的とする下記の4つの事業に取り組み、北海道内の地域社会・経済の活性化に寄与するプロジェクトの発掘・育成、支援等とともに、地域を担う人材の育成や情報交流を進め、活力ある地域社会の形成を目指しています。
人口減少など、地域を取り巻く社会環境が深刻な局面を迎える中で、潜在する地域課題の解決に向けて、さらなる政策形成と人材育成および人的ネットワークの構築を図っていきます。
国や道が主導する施策に協力し、当財団が有する地域行政機関とのネットワークなどを活用しながら、道内全域もしくは広域圏への展開を推進します。
道内各地での地域づくり活動に対し、当財団が中間支援組織としての役割を担い、持続化に向けた指導や助言、人材の育成や利用可能な制度の紹介、資金的支援などを行います。
当財団の事業内容、活動状況に関する情報をホームページ等を通じて発信するとともに、関係機関等が行う情報発信に協力します。
はまなす財団は30年余にわたり、北海道の地域開発と産業の活性化に向けた取組を行ってきましたが、人口減少をはじめとする社会情勢の大きな変化を受け、当財団が果たすべき役割について2023年度に再検討を行いました。そして、2024年2月、「はまなす財団の再構築に向けた3年間のアクションプラン」を策定し、多様な官民組織との協力関係を構築しながら、北海道の強みである「食」と「観光」を活かした地域づくり活動の支援に重点的に取り組んでいくこととしました。これまで当財団が大切に守り育ててきた「地域づくりの芽を丁寧に伸ばす」という基本的使命を踏まえつつ、今後は特に食と観光分野における活動への支援を重点的に行い、北海道の活性化に貢献していきます。