自主事業Independent business

地域づくり活動発掘・支援事業

 急激な人口減少と過疎化、さらに事業承継等の課題を抱える北海道では、それぞれの地域が特色ある地域社会の形成を目指し、官民一体となって主体的に地域づくりに取り組むことが重要です。特に近年は、地域の主役である住民や民間団体等による自発的な活動に加え、多様な組織や関係者が連携し、それぞれの強味を活かしながら、共に活動を推進する共創型の取り組みがいっそう求められています。

 はまなす財団では、地域づくりを進める民間の活動主体に対し、事業や活動が持続的なものとなるよう、2~3年という中期的なスパンで「ハンズオン支援(※)」を行っています。2024年度からは、食および観光分野における活動・事業を重点的に支援しており、年度に縛られず、目指す成果に向けて柔軟に取り組める点も大きな特徴となっています。

(※)活動の主体である団体と同じ目線に立ちながら、外部からの客観的な目線も加えた伴走型の支援です。

 
事業の枠組み
民間団体による地域づくり活動・事業を対象とした「一般枠」、一般財団法人HAL財団との連携により、農業者などが組織する団体が取り組む、農業を核とする地域づくり活動・事業を対象とした「地域農業連携枠」があります。
 
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主な支援内容

①ハンズオン支援

持続的な活動を目指した組織づくりや事業計画等の策定および計画実行に向けた支援、また、計画実現のための専門家の紹介、その他の支援制度・助成制度等の活用についてのアドバイスなどを行います。

 

②補助金の支給

一般枠は1団体あたり100万円(税込)、地域農業連携枠は1団体あたり150万円(税込)を上限として補助金を支出します。申請された取り組みや活動等の計画に基づき、当財団と協議しながら、承認した費用について限度額の範囲内で都度精算払いとしています。

 

③専門家派遣

申請した事業・活動等に取り組むうえで、当財団が専門的知見に基づく助言や指導が必要であると考えた場合、必要な知見やスキルを有する専門家を派遣します。

 
2024年度採択団体
2024年度は、地域連携農業枠9件、一般枠16件の応募があり、外部有識者による審査の結果、以下の8団体を採択し、各地の取り組みが持続的に推進できるよう支援を行っています。

 

  • 地域農業連携枠

・のうふく日和(士別市)

・美唄グリーンツーリズム研究会(美唄市)

  • 一般枠 

・X-salon構想共創チーム(帯広市)

・くりやま6次化玉ねぎ部会(栗山町)

・NPO法人南かやべリバイブサロン(函館市)

・一般社団法人なかしべつ観光協会(中標津町)

・子育て食事づくりサポート委員会 大きなかぶ(札幌市)

・とかちパンの会(帯広市)

 

▼支援先団体の詳細についてはこちらをご覧ください。

 
2025年度募集要項
2025年度の募集については、2025年5月頃に詳細をお知らせする予定です。
このページに関するお問い合わせ
公益財団法人はまなす財団
〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目 札幌センタービル15階
電話 011-205-5011 担当 根津
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