テーマ:ノルディックウォーキングの活用を中心としたウェルネスリゾート(健康と癒やしの観光)づくり
伊達市大滝(旧大滝村)は、日本におけるノルディックウォーキング(以下、NW)の発祥の地です。NPO法人日本ノルディックウォーキング学校が平成11年にフィンランドからNWを学び、優れた有酸素運動として恵まれた自然環境の中で市民の健康づくりに取り組み、全国にも発信してきました。
平成26年に、当財団の「地域づくり活動・発掘支援事業」で採択した活動内容は、NWを中心に地域の福祉や医療、食や温泉・観光施設と連携して新しい健康ツーリズム「ウェルネスリゾート」の形成を目標とするものです。NW施設は伊達市の事業としても進んでおり環境も整っています。特異性のある恵まれた地域資源を活かし、伊達市の町づくり指標「健康と福祉のまち」とも軌を一にする地域づくりです。
平成28年度は、厚生労働省「地域の健康増進活動支援事業」の採択を受け活動を促進することとなりました。活動内容は、東北大震災後の被災地でNWを体系的に取り組み健康弱者をエコノミー症候群から脱却させる等の成果を活かし、伊達市において「健康寿命の長期保持」に取り組むプログラムを実施しています。また、全道でも低い特定健診受診率の向上等にも取り組むなど伊達市との連携も進めます。
これらの活動を継続し将来は、名実ともに「健康のまち伊達市」として、健康と癒やしを求め「生涯自立歩行」を目指す人で溢れるウェルネスリゾートのまちを描いています。
写真提供:NPO法人日本ノルディックウォーキング学校
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