1.開催の目的
全道および道内各地域、ひいては日本全体での人口減少は、避けられない状況となっており、現在、従来どおりの規模拡大や開発ではなく、人口減少を前提とした新たなステージへ移行した地域づくりが求められている。
2017年度の研究会では、「しなやかに再生する地域づくり」をテーマに、北海道では東川町、下川町、東北では仙北市、五城目町の取り組みからその共通点等を整理した。
2018年度の研究会では、沼田町の取り組みを踏まえ、地域内経済循環など地域の「内製化する力」と、地域ブランド化など「外貨獲得する力」の両軸を同時に考えながら地域を「経営」するという地域経営に視点をあてた地域づくりについて整理した。
そこで、過去2か年度の成果を踏まえ、地域を「経営」する視野・手法・実行力を身につけた人材の育成・輩出による地域経営の実現を目的に、地域づくりを実践する行政職員や民間人を対象とした、年間4回程度の「北海道地域経営塾」を立ち上げ実施する。
2.企画
【ファシリテーター】
北海道大学公共政策大学院附属公共政策学研究センター 研究員 荒川 渓 氏
一般社団法人集落自立化支援センター 代表理事 仲埜 公平 氏
【第1回 北海道地域経営塾】
日 時:2019年5月31日(金)~6月2日(日) 場所:札幌市内
テーマ:RESASによる地域経済分析と豊かさ指標の考え方の整理
ワークショップ:RESASを用いた地域経済循環の考え方(基礎編)
【第2回目 北海道地域経営塾】
日 時:2019年10月5日(土)~10月6日(日) 場所:下川町内(予定)
テーマ:SDGsの考え方と自地域への応用、地域独自の評価指標の作成
ワークショップ:地域課題解決の目標設定と解決プロセスの検討
【第3回目 北海道地域経営塾】
日 時:2019年11月16日(土)~11月17日(日) 場所:沼田町内
テーマ:コンパクトシティにおける住民福祉や教育の可能性と官民連携の方策
ワークショップ:地域課題解決プロセスのブラッシュアップ
【第4回目 北海道地域経営塾】
日 時:2020年1月18日(土) 場所:札幌市内
テーマ:参加者による「地域経営の視点にもとづく地域経済循環構築のアクションプラン」発表会
キーノートスピーチ:一般財団法人北海道東北地域経済総合研究所 理事長 伊藤 敬幹 氏
3.募集要項
◯市町村職員ならびに地域づくりの実践を行う民間の人 最大12名まで募集
※ただし6名に満たない場合は未実施とする
◯すべてのスケジュールに参加できる人、各回で与えられる宿題に意欲的に取組む人
◯宿泊代と食事代については財団負担、交通費については参加者負担
◯原則的にワークショップ形式で開催
4.申込方法
①スケジュール
申込期間:2019年4月17日(水)~5月7日(火)
選定:2019年5月13日(月)
第1回目開催:2019年5月31日(金)
②申込書について
③申込書送付先
公益財団法人はまなす財団 事業産業部
〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目 札幌センタービル15階
電話:011-205-5011 Mail:info@hamanasu.or.jp 担当:小倉
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