公益財団法人はまなす財団

　公益財団法人はまなす財団では、平成28年10月13日（木）に、「地域づくりシンポジウム2016」を開催しました。当日は、地域づくりに関心の高い民間事業者、任意団体、商工会、商工会議所、支援機関等の方を中心に約100名の方にご参加頂きました。

 

　基調講演Ⅰでは、北海道大学観光学高等研究センターの木村宏特任教授より、北海道には大きな観光のブランドをさらに有効活用する必要性が示され、その後は、長野県飯山市におけるDMOの取り組みについて報告がなされました。基調講演Ⅱでは、あさかぜ特許法律事務所の中山俊彦弁理士より、地域資源の「知財化」に取り組むことが、地域を輝かせるステップになることについて、事例を踏まえながら示されました。

 

　後半は「観光」と「食」の2つの分野に別れ、参加者同士による参加型の討論会が行われました。スピーカーとしては、各地域で活躍するメンバーから活動の背景や取組内容、今後の課題等が示され、座長のコーディネートにより具体的な議論が深まりました。

 

　最後の名刺交換会では、スピーカーである名寄や雄武からの食材を使った料理を楽しみながら、講師と参加者による情報交換が積極的に行われました。