公益財団法人はまなす財団

　当財団では、北海道の特色ある地域づくりを推進することを目的に、2013年9月から、「地域づくり活動発掘・支援事業」 として、地域づくりをすすめる民間団体を支援しております。

　地域づくりをすすめるには、民間だけではなく、行政の役割がますます高くなっております。行政としては、地域全体を見据えるような地域経営の視点を持つことが重要となっており、その人材育成を目的に、東京大学 地域未来社会連携研究機構と連携することとしました。今後は、地域経営に係る人材育成に関して、ノウハウやネ ットワークの共有を図りつつ、シンポジウムの開催やワークショップ、セミナー等の開催を行います。

　本協定の締結により、当財団が主催する「北海道地域経営塾※」の実施にあたり、東京大学 地域未来社会連携研究機構が有するノウハウやネットワークを共有し、より質の高い経営塾の開催を目指します。また、二者間協働でのシンポジウムの開催や、北海道の地方創生の実例および地域現場の課題等に関する情報を共有し、地方創生に向けた取組みを効率的に推進していきます。

 

※北海道地域経営塾～当財団が主催する人材育成事業です。公募により集まった参加者は、RESASを活用して参加者の各地域の地域経済状況を分析し、その経済の「漏れ」を明らかにするとともに、地域固有の課題解決のためのアクションプラン作成に向け、その実現までのロードマップやSDGsの項目の検討など、1年をかけて複数回の開催を行うワークショップ方式の経営塾です。