公益財団法人はまなす財団

　はまなす財団では、独立行政法人国際協力機構（JICA）北海道センターから研修委託を受け、中米地域の研修員15名（ニキューバ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、アルゼンチン、コロンビア、パラグアイ、ペルー、ブラジルの11か国）を対象に「参加型地域開発のための地方行政強化（A)」コースの研修を2023年5月10日（水）～2023年5月30日（火）の期間に実施しました。

　

　日本における地方行政、住民参加型での地域開発に関する経験・アプローチ手法を学ぶことを目的に、「北海道の自治体の決算状況とゲーミフィケーション事例」、「コミュニティデザインの手法を活用した住民参加型まちづくり」、「沼田町の町民アンケート実施方法や計画への住民参加の手法」、「東川町の地域資源を生かしたまちづくりと地域ブランディング」、「下川町のSDGs未来推進都市への取組循環型森林経営」等についての講義を行うとともに、沼田町、東川町、下川町の3地域へ訪問しました。
　15名の研修員は、北海道のさまざまな地域開発に関する取組みについて学び、帰国後に取り組む住民参加型の地域振興についてのアクションプランの作成を行いました。