インフォメーション
2021年度 第3期 北海道地域経営塾の募集を開始します
1.開催目的
人口減少は、日本全体において避けられない課題であり、特に北海道は人口減少に関して課題先進地域となっています。現在、移住定住の促進に向けて、多くの自治体が取り組んでいるが、北海道全体としては人口減少を避けることができず、従来通りの規模拡大や開発ではなく、人口減少を前提とした新たなステージへ移行した地域づくりが必要となっています。
当財団では、北海道内の特色ある地域づくりをすすめる上で、地域内経済循環の構築といった「地域経済を内製化する力」と、地域ブランド化や観光客誘致など「外貨を獲得する力」の両軸を同時に考えながら、地域全体を「経営」するという視点を有した人材育成が必要と考えています。
このため2019年度より、自治体運営でも自治体経営でもなく、地域全体を経営するという「地域経営」をベースとした視野・手法・実行力を身につけた人材の育成・輩出を目的として、地域づくりを実践する行政職員や民間の方を対象とした、年間4回程度開催する「北海道地域経営塾」を立ち上げ実施してきたところです。
当財団では、中期的な視点による地域経営人材の育成を計画していることから、第3期となる「北海道地域経営塾」を本年度も開催します。
※ 新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、オンライン参加についてお問い合わせを頂いております。
検討した結果、本年度もオンラインによる参加も可能としました。
遠方の方でなかなかオフライン参加が難しい方も積極的に参加をご検討ください。
2.企画案
【第1回】
テーマ:地方創生に向けた考え方の整理や他地域事例とRESAS活用方法と自地域分析
日時:2021年9月下旬(土)~(日)
場所:札幌市内
講師:東京大学地域未来社会連携研究機構長 松原 宏 氏
講師:北海道経済産業局 地域経済分析システム普及活用支援調査員 小玉 龍之介 氏
内容:RESASを用いた地域経済分析の手法を学ぶ
ワークショップ:参加地域の現状と課題の抽出およびRESAS活用による分析
【第2回】
テーマ:国が考える今後の地域経済政策に向けた支援メニューと「地域経営」の考え方
日時:2021年10月下旬(土)~(日)
場所:札幌市内
講師:総務省自治大学校 教授 荒川 渓 氏
講師:一般社団法人集落自立化支援センター 代表理事 仲埜 公平 氏
内容:国の立場による今後の地域政策の考え方や支援メニューの説明
ワークショップ:宿題として前回学んだRESAS使った地域分析を整理して発表
自地域の、関係者分析、課題解決の方策についてディスカッション
【第3回】
テーマ:1期生、2期生よりアクションプランの発表と進捗状況と事例紹介
日時:2021年12月中旬(土)~(日)
場所:札幌市内
内容:アクションプラン中間報告とディスカッション
卒塾生によるアクションプランの進捗と事例紹介、道外事例紹介
【第4回】
日時:2022年2月下旬
場所:札幌市内
テーマ:アクションプラン発表会
【特別回】※任意参加
日時:2021年11月中旬を予定
場所:道内先進地域
テーマ:コンパクトシティのまちづくり他
内 容:地域経営を実施している先進地域に視察訪問
3.募集要項
◯市町村職員ならびに地域づくりの実践を行う民間 最大12名まで募集
◯すべてのスケジュールに参加できる方、各回で与えられる宿題に意欲的に取組む方
◯宿泊代、交通費については参加者負担(講師、情報交換会等の手配は主催者負担)
◯原則的にワークショップ形式で開催
4.スケジュール
公募期間:2021年6月21日(月)~7月20日(火)
選 定:2021年7月26日(月)
※参加者多数の場合は選定いたします。
※新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、開催日の変更や中止、またはオンラインによる開催の可能性もございます。その際には、皆さまにご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
このページに関するお問い合わせ
公益財団法人はまなす財団
〒060-0005 札幌市中央区北5条西6丁目 札幌センタービル15階
電話:011-205-5011 Mail:info@hamanasu.or.jp 担当:小倉